Esperanza

スペイン語で「希望」。 果報は寝て待て。

世界平和のために、まず自らを振り返る・・・(1)

さっきNHKでジャーナリストの山本美香さんのことをやっていて、つい色々考えてしまった。
あまり表現するのが上手ではないので、脈絡なくなってしまうことを前置きしておきたいです。
こうやって書いているうちに、もう少し表現力をつけたい・・・。

ジャーナリストの山本美香さん。
報道では、世界に戦争・紛争について少しでも知ってもらうことで、少しでも戦争がなくなれば、という思いだったとか。最後の取材(シリア)に向かう際は、「外国人ジャーナリストがいることで、最悪の事態は避けられる」というような(文面は違った)メモが残されていました。

私が、ずっと平和について考えてきた・・・んだけれども、断片的にしか話をしたことはなかった気がする。

いくつか側面があると思うので、箇条書きで。

1)中学生~留学(高2)頃
多分、平和なんて考えてなかった(笑)。
とくなく、狭い日本から外に出たくて、外に何があるか知りたかった。
希望だった先進国(特にヨーロッパ)には行けなかったけど、その代わりまったく興味のなかったチリに行くことに。
でも、何も知らなかった国チリでも、普通に人は生活していて、本当に普通。
開発途上国とは言え、なんでもあったし、都会は日本と同じ。
違うのは歴史と文化、それと軍事独裁政権の傷跡。特に、心の傷跡と、国民を分断する流派(宗教対立でないのが救い)。

日本とあまりに違って私が学んだのは、宗教、歴史が生み出す文化の違い、価値観、、、だったかな。

私が参加した留学プログラムはアメリカのNGOだったんだけれども、そこで強調されていたのが、
「第2次世界大戦は、異文化理解が不足しているがゆえに起きたことだったので、まだ頭のやわらかい高校生のうちに異文化を理解することで、戦争を防ぐ」
ことでした。

なので、留学の主目的は語学習得ではなく、まずはホストファミリーでコミュニケーションをとること。
そのために語学が必要なので、要するにコミュニケーションを取ろうと努力すれば語学はついてくると。
確かに、まあ、その通りでしたが。
(大変だったのよ~。でも、その苦労はこのプログラム留学生は全員一緒。)

1年間の間には、登校拒否とか、1週間以上泣き通しとか、まあ、いろいろあった、けどねぇ。
それが、今の血となり、肉となり。
日本では考えられないことがたくさんありすぎて、帰国後には大抵のことでは驚かなくなってしまいました。

留学プログラムの教えのおかげで、
何かトラブルがあった場合は、まず相手の立場と価値観に立って、何がトラブルの原因か考えられるようになりました。

個人レベルでは、かなりがんばったと思う。

その後職業として憧れたのは、大好きな自然を保全する仕事。
それも現在経済発展中の途上国で。
日本人だからこそできる仕事があると思った。
(実際あったわけなんだけど・・・)

2)大学生①、ICU 国際関係学科
色々あって、農学部を目指していたのに、入学したのはICUの国際関係学科(爆笑)。

海外総合実習という授業の一環で、先生と一緒にチリに行くことができて、そこで日本企業(特に商社)とチリの開発の関係が強いということを知った。これを知ったインパクトは本当に大きくて、チリのような立場の国はたくさんあって、日本人なんだからできることはたくさんあるんじゃないかと思った。

だって、日本人ってだけで、ビザなしで行ける国がたくさんあるんだよ。。。
チリ人は、日本だけでなく、アメリカやヨーロッパに行くのにもビザが必要。
ビザは、不法入国しないという保証のようなもの。必ず帰国する約束のようなもの。
経済格差ゆえの、差別だとこの時思った。

その後気付いたのは、まず、私には政治学という学問が理解できなかったこと。
正直ショックだった。
その後、経済学との相性がいいことに気づいた。
なので、環境を経済学の切り口で考えてみようと決めて、卒論を書いてみた。

親、特に母にはけちょんけちょんに言われましたが、まあがんばったのよ。指導教授とはたくさん話をしてがんばったつもり。この時、環境経済学というのができつつあって、資本主義経済を進めるにあたって、論理的に行くと環境は犠牲になるということを理解した。経済学者もそれは理解しているけれども、経済発展=金儲けはやはり優先して進んでしまう。

人間なんだ、当たり前だよな、と思った。

3)大学生②、北大農学部森林科学科
まずは、いきなり異文化への対応(笑)。
ICUでの話し方は、同じ日本語でも北大では通じなかった。。。

色々要因はあるんだろうけど、localとglobalの差だと思うんだよねぇ・・・。
はっきりはわからない。
ただ、話す速度は速かったらしい(笑)。

北大で学んだこと。
日本は広いということ。多様な歴史と文化を持った、すばらしい国だということ。
南北アメリカよりも、長い歴史を持ち、言語を持ち、資源を利用する知恵を持っている。

効率という名の下で排されてきた従来の方法を再生させることで、守れる自然がある。
国際競争という環境の下で犠牲になってきた日本の森林を、再生させるためには何ができるのか。
本州にはない北海道の自然。人間が住み始めることによって失われたものは何か。

これまで考えたことのないことを、先生たちが、たくさん見せてくれました。
学生たちも、一生懸命考えていた。
一方で、それぞれの出身地(全国各地)である北海道以外の魅力についても、知る機会が多かった。
とにかく、ICUや東京にいるだけでは触れられないlocalなことをたくさんたくさん知った。
日本って、すばらしい文化と自然を持った国だと、ここで思い知った。

この経験は、東京で生まれ育った人たちや、国外に興味を持って頑張っている人たちには、実はなかなか通じなくて、伝えるのがとても難しいことがわかったんだけど・・・
これが、私が北海道に住み始めたばかりの時に感じた日本語の通じない感覚なんだよね。

どうしたらいいのか、以外はよくわかりました。(笑)

この後、いろいろあって研究テーマは変えずに東大へ進学するわけですが、ここでも苦労山積(苦笑)。。。

それはまた今度。
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ゆこゆこ

Author:ゆこゆこ
ハードな仕事を経てメンヘル不調に。2回の長期休職の後に退職。派遣社員を2年半した後、契約社員として本格的に仕事を再開しました。

好きなものは大自然、旅行、パン作り、Perfume。

大学での専門は植物生態学ですが、園芸植物のことはよくわかりません。

開発コンサルタントという妙な仕事をしていたおかげで世界の辺鄙な場所へ行ったことが多いです。

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