Esperanza

スペイン語で「希望」。 果報は寝て待て。

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愛人[AI-REN]

なんとなーくamazonでおもしろいマンガないかな~、と思ってて、あたったのがこれ。

愛人 上―特別愛蔵版 (ジェッツコミックス)愛人 上―特別愛蔵版 (ジェッツコミックス)
(2009/01/29)
田中 ユタカ

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愛人-AI・REN- 下 特別愛蔵版 (ジェッツコミックス)愛人-AI・REN- 下 特別愛蔵版 (ジェッツコミックス)
(2009/01/29)
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まず第一印象は、「スカイ・クロラ」シリーズのハードカバー版。
私は文庫版から入ってしまったので、空がきれいなハードカバー版は「スカイ・エクリプス」しか持ってないんだけど。

amazonのコメント欄に、いいマンガだということは書いてあったけど、この特別愛蔵版の装丁を見て、ただのマンガじゃなさそうだなー、と思ってました。

買ったのは古本だけど、きれいなものでした。
写真じゃわからないけど、それぞれ4cmくらいの厚さ。

***

早速読んでみて・・・内容の重さに・・・ワタクシ久しぶりにやられてしまいました。
必死で全部読んで(筆者あとがきやインタビューは読めず)、1回じゃちゃんと理解できないから読み返したいんだけど、あまりの重さ(つらさ、悲しさ、悲劇?っぷり??)に、もう1回開けずにいます。

基本的に、未来のパラレルワールドのお話なんですが、人間が自然の生殖能力をほぼ失って、子供がとても少なくなっている時代。数々の戦争を経て、人口も減少しているにも関わらず、まだまだ世界では戦争が続いている状態。そんな中で、遺伝子操作を経て生まれた「スイックス(人間の最終完成形態)」がいて。

途中で、「呪い」という名の生物兵器のようなもの(詳細、いまのところ私は理解できず)がでてきて、衛星レーザーで数々の人々が亡くなっていきます。メインストーリーの少し前の戦争でも、敵対する者同士が生物兵器を使い、感染を防ぐために人々を「処分」していく様子が出てくるのですが、ひどい。悲惨すぎる。

本の装丁もそうですが、少なからず「スカイ・クロラ」の世界との共通点を感じました。
続いている戦争。それを深く考えなくなっている人間。
なんとなく人類が先細りに感じる、希望の見えない未来感。

永遠に年を取らず、再利用されていく「キルドレ」。記憶は消されているものの、残っている経験。
「スイックス」はひとりの人間として、ずーーーーっとすべての記憶を持っているんですが。

スカイ・クロラを全部読んだ時にも、ある種の絶望感を覚えたんですが、「愛人」は、そんなものではなく、人間同士が徹底的に殺し合いをする、政治のためにも殺し合いをする、すさまじい絶望感を覚えました。

人間世界は、ちょっと間違うとこのような恐ろしい状況になり得るだけの科学と兵器をすでに持っている。
最悪のシナリオの一部は、このマンガに出てくるようなものなんではないか。

そう、真剣に考えてしまいました。

メインストーリーは、そんな世界の中でも平和な街で過ごす余命数カ月の人が「人生とは何か」を考える話なんですけどね。それはそれで、重いんですけどね。
サブストーリーである、国連事務総長の手記の方が、重いし気になる。

うわぁぁぁぁ~。

***

と、思った作品でありました。
時間がたって、何度か読み返したところで、また感想を書きたいと思います。
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ゆこゆこ

Author:ゆこゆこ
ハードな仕事を経てメンヘル不調に。2回の長期休職の後に退職。派遣社員を2年半した後、契約社員として本格的に仕事を再開しました。

好きなものは大自然、旅行、パン作り、Perfume。

大学での専門は植物生態学ですが、園芸植物のことはよくわかりません。

開発コンサルタントという妙な仕事をしていたおかげで世界の辺鄙な場所へ行ったことが多いです。

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