Esperanza

スペイン語で「希望」。 果報は寝て待て。

国連総会の演説

今日は、国連総会での各国指導者による演説が多く報道されています。

特に注目されているのは、オバマ大統領とイランのロウハニ大統領でしたね。

ブラジルのルセフ大統領(おばちゃん。選挙の時にブラジルにいたので、ファーストネームのジウマの方がピンとくる・・)が、
「アメリカ国家安全保障局に、私も盗聴対象だったと言う。ブラジルは、国内でこのような活動を行わない国だ。」
というようなことを言っていて、とても印象に残りました。

***

本題。
オバマ大統領の対シリア軍事介入に関する言い訳?を聞いて思ったこと。

シリアで化学兵器が使われたことが明らかになった時、アメリカは「軍事介入する」と明言したものの、その後「議会の承認が得られたら、」という条件をつけた。

最初の演説をテレビで見た時、「ブッシュみたい。結局アメリカの指導者は、世界の警察でいたいということに変わりはないのか。オバマはイラク戦争のようなことは起こさないと信じていたけれども」と思ったけども、すぐトーンダウンして条件をつけたことで、「あれ?」と違和感を覚えた。

その後、イギリスでは軍事介入について、議会で否決。アメリカに追随すると思われていたけれども、政権が変わったことを改めて実感させられた。
アメリカでも、議会の理解は得られないまま、今に至る。
今日の国連総会で、オバマは軍事介入に関する右往左往っぷりの言い訳のように、シリアへの化学兵器対応を主張した。

結局のところ、イラク戦争で欧米列強?が受けた経済的、倫理的ダメージは大きかったということなのだろうか。
(もちろん、大きく反省していてくれないと困る、とは思っていたけれども)
世界の秩序を守るために国家財政がひっ迫し、自分の国が傾くようではいけない、というブレーキ機能が働くようになったということなのか。

その後、シリアで「政府軍が」化学兵器を使用した、とは限らないことがわかった。
それでもアメリカではその説を支持しているようですが。。。
そういう状況は、ブッシュが大量破壊兵器を理由に介入したイラクと全く同じに見える。
その懸念もあって、即介入ということにならなかったのだろうか。予算の問題だろうか。倫理的問題だろうか。

もちろん、シリアには化学兵器が大量にある。アサド大統領もそれは認めている。
化学兵器の被害者も確実にいる。映像がある。
ただ、誰が使ったのかがわからない。
あるのは被害者だけ。。。

化学兵器が使われた、ということだけで軍事介入するのはどうなんだろう?
その前に、もっと査察を行って、非人道的ということがはっきりした時点で、シリアに友好的な国を含めて制裁を考えるのが、今の国連を中心としたガバナンス?による正攻法なのではないだろうか。
(簡単に行かないことは、よくわかってますよ。。。)

欧米諸国は、深入りしない、という選択肢を取ったわけで、それは賢明な判断だとは思うけれども、今後、今のような傍観者のような実質的態度(色々言っているものの、実際何もできていない)を取り続けるのであれば、それはシリアの市民を見殺しにするような状態になってしまう気がする。

シリアの内戦に対しては、経済制裁以外、外野からできることはあまりないように感じる。

私一個人には何もできないものの・・・
あまり関係のない日本やアジアのような国が、国連で化学兵器に関する何らかの決議を起こすのがいいのではないかと思う。一番理不尽なことから手を尽くすしかないのではないかと。

***

先日、友人と話していた時に、
「なぜロシアはここまでシリアの肩を持つのか」
と言っていたけども、確かにその理由ははっきりしない。
(私は、ロシアの影の部分が大きく関わっているように感じるけども・・・)

とはいえ、動きそうにないし、動かないものは、動かせない。

政治というのは、一般ぴーぽーが見えるものでは全く見えないところで動いている・・・んだと思う。
恐ろしい世界です。

***

今日は、イランのロウハニ大統領が注目されていました。
まあ、それはそうだよね。

イランという国は歴史が長く、イラン人という民族は商人なので、とても賢い人々による国なんであります。
本当に色々なことがあって、アメリカに悪の枢軸と言われたりもしていましたが、、、
行ってみて思ったのは、しっかりした基盤のある国だということ。経済制裁にも全然屈しない。
それで反米になるのかと思いきや、市民レベルでは全然そういうことがない。
市民は国家には振り回されないように、一定の距離を置いているのです。
(これまで、幾多の国々が彼らを支配していったこと、今の政権が民主的ではなく、必ずしも民意を反映したものではないことが理由です)

ロウハニ大統領は、アフマディネジャドに比べると、随分な穏健派です。
ただ、あれだけの急進派の後なので、急にあれこれできるわけではない。
でも、どこまでいけるのか・・・どこまでやる気なのか・・・
イラン人なので、何を考えているのかは、私なんかでは到底想像できない。

とりあえず、アメリカとの関係改善が進むと、いいことがあるのではないかと期待している。
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

ゆこゆこ

Author:ゆこゆこ
ハードな仕事を経てメンヘル不調に。2回の長期休職の後に退職。派遣社員を2年半した後、契約社員として本格的に仕事を再開しました。

好きなものは大自然、旅行、パン作り、Perfume。

大学での専門は植物生態学ですが、園芸植物のことはよくわかりません。

開発コンサルタントという妙な仕事をしていたおかげで世界の辺鄙な場所へ行ったことが多いです。

これまでの訪問者数

最近の記事

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

ブログ内検索